コエンザイムQ10の効果1-肌のアンチエイジング・抗酸化作用
コエンザイムQ10には、様々な効果・効能がありますが、そのうちの一つに抗酸化作用があります。
ここでは、コエンザイムQ10の抗酸化作用の仕組みについて、詳しくご説明します。
抗酸化作用とは
鉄は酸化することで錆びて赤くなります。
私たちの体も、赤くなりはしませんが、酸素によって錆びてしまうのです。
それがいわゆる老化というものです。
私たちの体に存在する活性酸素は、通常は体内に侵入する細菌などを攻撃してくれるので、体にとって必要なものですが、その量が増えすぎると健康な細部まで攻撃してしまいます。
これが老化の原因となるのです。
抗酸化作用とは、この活性酸素に対抗する作用のことで、増えすぎた活性酸素を分解・除去することによって、体の老化現象を食い止める働きのことを言います。
このため、抗酸化作用は、アンチエイジング作用とも言われるのです。
コエンザイムQ10の作用
コエンザイムQ10は、体内の活性酸素が増えすぎた状態に敏感に反応し、体の酸化を防ぐ働きを持っています。
ですが、コエンザイムQ10の働きはそれだけではありません。
他に抗酸化作用があるものとしてビタミンEがよく知られていますが、ビタミンEは、活性酸素を分解した後に自分自身が酸化を促進させる性質に変化してしまうという特徴があります。
コエンザイムQ10には、この性質が変わってしまったビタミンEを元に戻す性質があるのです。
こうして、ビタミンEはまた酸化を抑える働きを行うことが出来るようになります。
年齢とともに減っていくコエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、体内でも生成されていて、体の老化防止に役立っています。
しかし、その生産量は年齢と共に減少していくのです。
体内のコエンザイムQ10は、20歳頃をピークに減少していき、40代を超えると急激に減少速度が速まります。
40代ごろから体の老化が始まるのはこのためと言っても過言ではありません。
体内のコエンザイムQ10が減少するのは、体内の生産量が減ることと、加齢によってエネルギー消費量が増加することが原因と考えられます。
そのため、加齢によって減少したコエンザイムQ10を摂取するサプリメントに人気があるのです。
まとめ
コエンザイムQ10の効果のひとつである、抗酸化作用について、詳しくご説明いたしました。
年齢とともに減っていくコエンザイムQ10。
コエンザイムQ10は、普段の食事からの摂取だけでは難しいので、サプリメントなども使って、効率よく摂取していきたいですね!
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